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◇◆第1章 SimpleLifeへ至る道◆◇ |
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以前4ページに分けてましたけど、1ページにまとめてしまいました。
少々長いページです。
◆その1 ない!極貧時代
◆その2 もの・物・モノ 怒涛の買いまくり時代
◆その3 インテリア雑誌乱読時代
◆その4 発想の転換
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◆その1 ない!極貧時代 |
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昔はみんな貧乏だった。(と思う・・・)
少なくとも姫ん家は貧乏だったぞ。
だから、小遣いが少なかった。
おかげで、同時代の子と比べ質素な生活だった。
当時は本当になにも持ってなかった。
部屋には机とおばあちゃんからもらった本箱。それと親のタンス2棹だけ。
(今はあのモノのない空間に戻したいが・・・)
やっぱり女の子だからサンリオのキャラクター物が欲しい。
ステレオが欲しい。
アレが欲しい、コレが欲しい・・・・
友達の持ち物を見たり、家に遊びに行く度に羨ましいやら妬ましいやら・・・
でも、仕方がなかった。
子供心にも親が大変なのはなんとなく分かるから。
でも、欲しい心は抑えられない。
そして、それは大学に入学してバイトを始め、
自分の自由になるお金が手に入って大爆発したのだ。
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◆その2 もの・物・モノ 怒涛の買いまくり時代 |
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さて、大学に入学してさすがにお小遣いがアップした。
でも一ヶ月6千円である。
ちょ〜っとお食事したり、お茶したりするとあっという間になくなる金額である。
で、アルバイトを始めた。
初めてのアルバイトは本屋。
しかし、本好きには失敗だった。
何故なら稼いだ分、全部本買ってたから・・・・(本当である)
そして、本棚がパンパンになった・・・
次のバイトは時計屋。
ここも、いけなかった。
だって、某大型スーパーの中にあったからだ。
ここだと食料品から家電品まで何でもそろってしまう。
という事は・・・・
お買い物したい放題である。
頼まれて、ここのクレジットカードを作ってしまったのも失敗。
これで、手元に現金がなくても買い物が出来てしまうのである。
時計屋なので、当然時計を買った。
でも、各メーカーのカタログを熟読し、仕入値まで知ってしまい、以後時計に全く興味なし。
ついでに、学校の友人にお金持ちのお嬢様がいて、
ロレックスの300万円の時計をしてらしたので聞いたのだが、
時間が狂いまくるそうだ・・・・
しかし、仕入値知ると馬鹿馬鹿しくて時計なんか買えないぞ。
時計屋の隣はカメラ店だった。
値引きしてもらって、カメラを買った。
写真の山ができた。
現像も焼き増しもおまけしてもらったのだ・・・
ちょうどこの頃アルフィーさんに転んだ。
CDを聞く為ステレオを購入した。
ココにはレコード店(当時はまだレコードが中心だった)もあった。
ついでにココのお店に友達が出来て、20%OFF!
アルフィーのCDを全部買った。
ココには本屋もあった。
アルフィーさんの載っている雑誌は全て買った。
前のアルバイト先が近いので、そこでも買える。
アルフィーのコンサートにも行った。
グッズは全部買った。
それどころか、保存用として2個も3個も買ってた・・・
お洋服が欲しければ、休憩中に物色でき、いつでも値引きで買える。
貴金属も買える。
化粧品だって、シャンプーだろうが、コンディショナーだろうが・・・
すぐそばに、ドラッグストアもあったし。
CDのレンタル店がすぐそばにあった。
カセットテープの山ができた・・・
キャラクター商品はこのころ、モノトーンが流行りだったし、まだ手を出してなかった。
でも、すでに部屋はモノであふれかえっていた・・・・
(しかし・・・今思うと姫一体いくら稼いでたんだ?)
次に買ったのは・・・・収納グッズと収納の本(いわゆるインテリア雑誌)である・・・・
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◆その3 インテリア雑誌乱読時代 |
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さて、モノがあふれかえった部屋で姫は考えた。
(どうしよう・・・)
今まで一度としてこんな状態になったことのない姫はとにかく考えた。
そして、インテリア雑誌に手を出した。
なにしろ本屋でバイトしてたから、どんな雑誌があるかは熟知してた。
このころは「私の個室」を愛読してた。(現在廃刊?)
まぁ、掲載されている部屋のうつくしい事!
そして、スッキリ収納及びうつくしいディスプレイの宝庫。
(中にはスゴイのもあったが・・・)
そうそこは、「悪魔の」収納方法の宝庫であった・・・
そうか、収納グッズで収納すればいいんだ。
さて、雑誌を読んだ姫はまたしても買いに走った。
まず、入れるモノがないので、それを買った。
ステレオとTVをまるごと収納する巨大ステレオラックを買った。
カセットテープ収納の為、プラスティックの引き出しケース(10段)を買った。
押し入れダンスだけではあきたらず、カラーボックスを2つ押し入れの奥に入れた。
そこにアルフィーのパンフレットや写真集を入れた。
アルフィーのグッズがあふれ、それを入れる為、押し入れに入れるケースを買いそれに入れた。
アルフィーのビデオが増え、ビデオラックも買った。
結果・・・収納の為のモノで部屋がさらに狭くなっただけ。
さらに、雑誌を読む姫・・・
次に押し入れの活用を考える。
そして押し入れを最大限使うべくさらに収納グッズを買い込んだ・・・
結果・・・全然すっきりしなかった。
そしてさらにすっきりさせるべく収納グッズに手を出していくのである・・・
悪循環である。
今思うにモノが多すぎたのである。
しかし、「捨てる」という考えは姫の頭にはなかった。
捨てるなんてとんでもない。
せっかく手に入れた大事なモノ。
とにかく持っているものを全て、できれば押し入れへ収納する事だけ考えていた。
そして、身動きができなくなるまで、この状態は続いたのだ。
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◆その4 発想の転換 |
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部屋中にモノがあふれてはいたが、収納をアレコレ考えてなんとか一応部屋を整えていた。
でも、どうにも収集がつかなくなりそうな一歩手前の中、書店で一冊の本を見つけた。
「素敵な暮らしのダイエット」。
バラバラとめくってみると何か楽しそうである。
そして、「物を追放する」という項目が目に留まった。
そして購入した。
家に帰って読んでみた。
その本は当時まだ珍しかったシンプルライフへの入門書だった。
そして、
「そうか、モノを捨てればスッキリするのか」
と気が付いたのである。
そして、ようやくモノを捨てようと決心したのである。(単純なヤツである)
が、しかし・・・
捨てるったって、捨て方が解からないのである。
今まで、貯めるだけで捨てるといっても、何をどう捨てていいのがが、サッパリわからない。
だが、めざせシンプルライフである。
とりあえず、少しずつだが、いらないと思えるものから処分をはじめたのである・・・
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◇◆第2章 めざせSimpleLife 〜どうやって捨てる?〜◆◇ に続きます |
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◆その1 捨てる生活・夜明け前 |
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◆その2 ひとつだけ、絶対しちゃ駄目なコト |
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◆その3 とりあえず捨てたモノ、しかし最早覚えてもいない・・ |
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◆その4 捨てるには惜しいモノはフリーマーケットで売る |
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◆その5 家具を縮小化する、でもよく考えてからにすればよかった |
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◆その6 停滞期、これ以上何を捨てればいいの? |
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◆その7 爆走期、「捨てる!技術」で捨てまくる |
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◆その8 リバウンド期、「オークション」で捨てまくる&買いまくる |
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◆その9 ひとやすみ、「シンプルライフ」を考えた |
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◆その10 信じる?信じない?「風水」で捨てる |
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◆その11 難しい・・・「人間関係」をシンプルにする |
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